エンジン 車検・一般整備

【整備】MCV30 ウィンダム タイミングベルト交換

 

坪田自動車
こんちは!神奈川県寒川町の坪田自動車です。

 

 

今回は、以前車検整備の時に、お薦めをさせて頂いていた トヨタ MCV30 ウィンダム のタイミングベルト交換を行っていきます。

 

 

当社でこのお車を触るのは、その時の車検が初めてだったのですが、走行距離12万キロを超えていてもタイミングベルトを交換している形跡は無かったのです。

 

 

実はこれ結構あるケースなんですが・・・

 

 

坪田自動車
タイミングベルトって交換してあります?

 

 

え~っと、どうだったかな?確かベルトじゃないから交換しなくて良いって言われてた気がするけど・・・
お客様

 

 

ベルトだったら交換してあるんじゃないかな?
お客様

 

 

坪田自動車
ベルト駆動なのは間違い無いと思いますよ。ただ、交換の記録が一切残っていないので、確認しようかなと思いまして・・・

 

 

というお客様とのやりとり。

 

 

通常の整備工場であれば、記録簿は発行しますし、ステッカーもエンジンルームのどこかに張り付けておくと思います。

 

 

タイミングベルトって、カバーに覆われているので、外側からは判断出来ないんですよね。

 

 

なので、判断材料として、記録がとても重要になります

 

 

結論として、やはり交換していないようです。

 

 

なので、今回交換を行っていきます。

 

 

横置きのV型エンジンにタイミングベルト交換は、作業スペースが狭く作業しづらい車種が多いですが、ウィンダムはどうでしょうか!?

 

 

 

 

タイミングベルト交換

 

 

まずは、上側のサポートマウント付近をばらす。

 

 

 

上側がある程度ケリついたら、ベルトを外して下側を攻める!

クランクのボルトが緩むかどうか、プーリーが外れるかどうかで、タイミングベルト交換の作業時間が大幅に変わってきます。

今回、ボルトはインパクトではさっぱり緩まずに、必殺ベルトロックで手で緩めました。まあまあの強敵でしたね。

 

 

 

クランクプーリーが外れたら、カバーを外していき、やっとここでタイミングベルトとご対面が出来る。

長いっすね。

 

 

タイミングベルト駆動のウォーターポンプは、タイミングベルトを外さないと交換出来ないので、一般的な整備だとタイミングベルト交換とセットの場合が多い。

現状問題はありませんが、予防整備ですよね。

このあたりは、広く認知されているので、整備士も勧めやすくて助かります。

 

 

 

ウォーターポンプを外します。

少しづつ外さないと、ドバーっとエンジン内部に残っている冷却水が流れ出て来るので注意が必要です。

昔の私は、流れ出た冷却水に足元を滑らせ咄嗟に手を付いた先の工具を吹っ飛ばし、ラジエーターファンシュラウドに直撃させ破損させた事があります。

濡れた足元は危険!なら、初めから汚さないようにしましょう・・・と、昔の私に言いたい。

 

 

新品のウォーターポンプを取り付けます。

このエンジンは、ウォーターポンプを取り外すのに、バックプレートを取り外さないといけない。

カムのプーリーを外すのが少し手間ですが、仕方ない。

 

 

 

外した部品を組み上げ、タイミングベルトを取り付ける。

このベルト、タイミングベルトって名前だけあって、タイミングを取る為に取り付けられています。

なので、タイミングをずらさないように取り付ける必要があります。

もし・・・組み上げ時に間違ってタイミングベルトを取り付けてしまうと・・・エンジン不調が発生します。

最悪エンジンの破損に繋がる可能性がある重要な作業なので、組み付ける位置が間違っていないかを、穴が開くほど確認します。

整備士になって、タイミングベルトは何十台と作業して来ましたが、ここはいつも緊張します。ていうか、緊張しないと失敗すると思うので、緊張しなければいけない場面だと思う。

 

 

ベルトを取り付けたら、外した部品を元通りに戻していくんですが、ふとカバーを見るとホコリまみれでとても汚い。

なかなか外す事なんかないので、さっくりと洗浄をしておく。

 

 

 

で、綺麗になったカバーを組み付ける。

ワックスを塗ってギラギラにした方がパッ見は良いかもしれないけど、エンジンにとって意味は無いので、私は洗浄だけ。

 

 

スパークプラグ交換

 

 

 

タイミングベルトと同時期に交換時期になるのは、スパークプラグ。

ひと昔前のスパークプラグは3~4万キロが交換時期だったのですが、最近の白金やイリジウムプラグは10万キロ使用可能なので、簡単に取り外せない構造になっています。

スパークプラグ交換には、インテークマニホールドの取り外しが必要になるので、作業していきます。

 

 

 

ここまで外してやっとプラグが外せます。

プラグの写真は撮り忘れてしまいましたが、ここからは通常通りのプラグを外して、つけるといった作業。

 

 

 

プラグ交換が終わったら、外した部品を元に戻していくんですが、せっかくスロットルとインマニを外したので、ついでに洗浄しておきます。

最近の車は、エンジンの細かい制御を行っている分、汚れによる影響は受けやすいので、適度に掃除して汚れをリセットしてあげることで、本来の細かい制御が生きてきますね。

 

 

 

 

最後にエンジンカバーを取り付けるのですが、なんかやたらと汚れているので、これもついでに洗ってから取り付けておきます。

エンジンのカバーなんで、いつでも出来るんですが、まあちょうど良いタイミングですよね。

 

 

長らく汚れていた部分なんかは、シミになっていますが、割と綺麗になったと思います。

これにて全ての作業は完了です!

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

と、作業は完了したのですが、この手の仕事で大事なのは作業完了後の出来栄えチェックです。

 

 

 

これ、私の感想なんですが、結構出来栄えチェックしないところって意外と多いような・・・

 

 

少し前にも、タイミングベルトを他の工場で作業した車の下廻りを見ると、冷却水がビチョビチョだった事がありました。

 

 

当然他の工場でウォーターポンプを交換しているんですが、下廻りが冷却水で濡れていると、『洗い忘れ』なのか、『ウォーターポンプからの水漏れ』なのか、判断出来ないんですよね。

 

 

冷却水を洗ってから漏れの点検を行うと、漏れてはいなかったので、恐らく『洗い忘れ』だったんだろうと思うんですが、『洗い忘れる』って事は、組み付け後の漏れの確認をしていないんじゃないかと思うわけです。

 

 

私が育った整備工場では、ウォーターポンプ交換後に冷却水の漏れの確認をしない・・・という事は有り得ない環境だったので、実は結構驚いています。

 

 

新品のウォーターポンプで、新品のガスケットだからって、絶対に漏れないわけではありませんからね。

 

 

アイドリングをして・・・ロードテストをして・・・一晩置いて・・・最終的に問題が無ければ・・・ここでやっと作業が完了するわけです。

 

 

今回のウィンダムも作業のチェックは問題が無く、エンジンの調子は絶好調でお客様にお渡しが出来ました!

 

 

坪田自動車
15年ほど経過しているお車なので、これから不具合は増えて来るかもしれません!大事にお乗りになって下さい!

 

 

前回の車検と同時に行った ウィンダムピカピカ大作戦 はコチラ↓

参考[コーティング] MCV30 ウィンダム ボディーの艶が無い 塗装・コーティング施工

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