というのも、とても車大好きの車マニアです!みたいな方では無く、ただただ今使っている軽トラを長く乗りたいってお客さんの軽トラ。
だから、特別綺麗な軽トラなわけでもなく、いたって普通の軽トラ。
でも、修理する時になるといつも最上級の修理方法で修理を行う方の軽トラ。
さて、そんな軽トラですが、20万キロ近いもんでオイル漏れが凄いんです。
軽トラだと、正直壊れたら壊れたで仕方ないよねみたいな感じの方がほとんどなので、多少のオイル漏れがあっても洗浄で済ましたり、オイル漏れ防止剤で少しでも収まればラッキーかなみたいな、悪く言うと誤魔化しながら整備する事が多いんですが、とにかくこの軽トラは『愛され過ぎている』ので、修理もかなりキッチリ行います。
それでは修理開始です。
A/Tを取り外す
おお・・・滴っていますね・・・
漏れ箇所としては、リヤクランクシールとオイルパンが主でしょうか。
軽トラのA/Tはすぐ降りるのでサクッと外してみましょう。
ちょっと一気にここからの写真ですが、これA/Tを外したエンジンの裏側。
茶色い円状の物がクランクシャフトのシール。まずはこれを変える。
んでもって、クランクシールの下についている黒いものがオイルパン。これのガスケットを変える。
この2点でメインのオイル漏れは解消されるでしょう。
20万キロ走っているA/Tの油圧回路。
せっかくA/T外すんだからと、バルブボデーの中を掃除して組み付けます。
いまいちわかりにくいですが、A/Tオイルパンの中。
思ったより鉄粉が溜まっていないですね。
A/Tのフィルターです。
これは結構目詰まりしていましたね。交換して正解かもしれません。
そんなこんなで組み上げてロードテストを行えば完成です。
工場で預かっている最中に少しロードテストをしたところで、漏れが直ってるかどうかの判断なんて出来ないので、これでしばらく乗ってもらいます。
少しロードテストした程度であからさまに漏れてたら、多分私が作業ミスしてるだけです。
このお客様は半年後に車検なので、その時にまたチェックしてみましょう!
ちなみに今回の軽トラはブレーキの修理でも上級の修理方法を選んでいます。
この軽トラ何年乗れるかな~。
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