今回は、ホンダバモスのタイミングベルトの交換を行っていきます!
昨今、タイミングベルト駆動のエンジンは減ってきましたが、当社ではまあまあな頻度で作業しています。
私が整備士をし始めた時くらいは、タイミングベルト交換が出来ていっちょ前の整備士に一歩近づいた感のある作業でしたが、今はどうなんでしょうね。
整備士の登竜門的な作業は今だとなんなんだろう?
それでは、作業にかかっていきます。
目次
タイミングベルト交換
写真を撮るのをサボってしまい、一気にフロントカバーが外れた状態です笑
ここまで辿りつくまでは、吸気ダクト・フロントカバー・ベルトを外す程度です。
そもそもタイミングベルトってなんぞやって話なんですが。
タイミングベルトとは
エンジンのクランクシャフトとカムシャフトの回転を合わせるためのベルトです。ベルトが切れたり、取り付けに問題があると、タイミングが合わず、エンジンの破損やエンジン不調が発生してしまう重要なベルトです。
エンジン上側と、エンジンの下側が同じ回転になるように、上側と下側を繋ぐベルトですね。
国産車の場合は、一般的に10万キロ交換の車両が多いと思います。
10万キロ前後の中古車を購入する場合は、タイミングベルトが交換してあるか、していないかで、購入後のメンテナンス費用に結構差が出てきます。
タイミングベルトが外れたら、ウォーターポンプを交換し、カムシャフトシールとクランクシャフトシールを交換していきます。
カムとクランクのシールは、現状漏れていなければ、交換しない場合もあるんですが、交換しようとするとタイミングベルトを外さなければいけないので、予算があれば交換しておいた方が良いですよね。
このシールプーラーを買ってから、シールを交換するのが、本当に楽になった・・・
テコの原理で簡単にパコっと取れます。
角度の調整なんかも融通利くので、狭い場所でも結構活躍してくれる。
マジで全国の整備士にオススメしたいレベル笑
一通り作業が終わったら、タイミングベルトを戻して作業は完了。
なんですが、この後にエンジンがしっかりと回ってくれるのかどうかの確認は、何度タイミングベルトを交換しても少し緊張します。
ちゃんとエンジンがかかるのか・・・
綺麗に回転してくれるのか・・・
エンジンをかける前に、エンジン廻りは何度もチェックします。
で、問題なくエンジンはかかり、エンジンの調子もグーなので、お引渡しです!
坪田自動車について
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