さてさて、ディーラーがお断りするレベルの錆はどの程度なものでしょうか。
とりあえず見てみましょう。
錆の状態を確認してみる
まずはマフラー。
ん~~、結構酷いけど、断るレベルでは無いかな~~~。
ボルトも替えの効くボルトだし、ボルト切断するつもりで外していけば、問題無いんじゃないでしょうか。
というか、毎回毎回何年も同じところのディーラーさんで車検諸々整備しているのに、ここまで錆を放っておいたのかが謎。
まあ、毎回作業者が変わる工場だと仕方が無いのかな。
ちなみに、作業途中に撮った写真なので、一部作業中です。
ああ、これは酷いですね・・・。
でも・・・う~~ん・・・まあ多分なんとかなるんじゃないですかね・・・やってみないと分からないですけど。
ってな感じでお客様にご説明して、お仕事のお引き受けです。
ちなみに、このお客様は整備はディーラーさんですが、以前オールペイントをさせて頂いたお客さまなので、お互いある程度どんな工場か、どんなお客様か把握できているので、打ち合わせは割とスムーズに行きます。
作業開始
まずはロアーアームから。
ナットを削ろうかどうか考えましたが、しばらくワコーズのラスペネ漬けしておいて、少しずつ緩めていったところ問題無くナットが外れたので、後は普通にブーツ交換するだけ。
特にジョイントを傷めることなく完成です!
ワコーズのラスペネ
仕事だと箱買いするんで、結構ガンガン使いますが、高級な油ですよね。
これが無いとこの手の仕事キツいかも・・・
さて、マフラーのボルトとナットは完全に外れないので、サンダーでボルトとナットごと削ってしまいます。
そんなに苦労はしなかった。
打ち込み式のボルトが使われていたので、新品を取り寄せて使用。
ハブボルトみたいな感じで、打ち込んでいきます。
前から後ろまでまるごと外せるので、外すときは長~~いまま外す。
外したら、取付。
新品のマフラーはフジツボマフラー。
結構高かったんだろうな・・・これ。
取り付ける時は緊張します笑
ってな感じで無事に作業が完了。
この手の仕事は正直やってみないとわからないって事がほとんどなので、引く受ける前は結構渋い事言っちゃうと思います。
錆が酷い状態の整備書なんかないし、工賃表なんかも無い。
いくらで出来るかって聞かれても、どれだけ苦戦するかにもよるので、結局想像より少し高めでお話して了承を貰えた場合だけ作業にかかります。
結果として、今回は最初にお伝えした金額の半分以下のご請求額で済んだのですが、毎回毎回なんとかなるわけでは無いんですよね。
最近ずっと20年落ちとか20万キロみたいな車ばかり触っているので、少し麻痺してきた感じはありますが、どの程度いくとこりゃ~無理だと思うのでしょうか笑
今のところ、時間さえかければ何とかなってるんですけどね。
ただ、この手の仕事をお引き受けするには、それなりにお客様と信頼関係が築けていないと正直厳しいです。
なので、普段から融通の利く整備をしてくれる工場とお付き合いしておく事をオススメします!
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