今回は、以前にボンネットや屋根の塗装&車検整備を行ったネイキッドの修理となります。
とのご用命です。
お客様立会の元、音の確認をしてみると・・・
正直その段階では、音の発生原因はさっぱり・・・
と、正直にお話しして、お預かり。
さて、私はこの音の発生個所を突き止められるのだろうか・・・
目次
異音の原因を探る
室内にいると、聞こえるんですよ。
ゴゴゴゴゴって。
でも、エンジンルームの前に立つとさっぱりわからないんですよね。
困っていても仕方ないので、音が出そうな部分を勘で当てていきます。
ってなことはできないので、音が出そうな部分をひとつづつつ潰していきます。
症状から考えると、室内かつエンジン回転数に合わせて決まった回転数で症状が発生することから
回転(オルタネーターなどの補機類やエンジン本体)
振動(エンジンマウントやブラケット・マフラーなどなど)
が怪しいと考え、このあたりに目星をつけて点検を始めていきます。
で活躍するのがこれ
聴診器
聴診器ってお医者さんだけのものでは無いんですよ。
整備士も使うし、水道管なんかの漏水を発見するのにも使用されています。
Amazonで購入できる2000円ちょいぐらいの物です。
十分仕事します。
ちなみにここ10年で同じやつ3つ目です笑
しょっちゅう使ってると、先っぽの棒をつけるネジ山が潰れちゃうんですよね。
10年で3つならまあいいかと。6000円だし。
原因を突き止める
さて、とりあえず回転物の単体の音をこの聴診器を使って聞いていきます。
すると、エアコンコンプレッサーだけゴロゴロと音が聞こえる。
聴診器外すと、全然聞こえないレベルですが・・・
ってのが、最初の印象。
他の回転部品は特に変な音はしません。
次にやることは・・・
動く物を動かさないで、音の出方に変化があるかどうかの確認を行います。
すると・・・
と安堵する整備士は二流なわけで、もう一回ベルトを着けてみて音が再現するか確認します。
もしかしたらたまたま消えてただけかもしれないし、エアコンベルトの負荷が無くなって他に変化が出たのかもしれない。
まあ、色々な可能性を考えておかないと、この仕事失敗が待っているのです。
んで、ベルトを着けるとやっぱり異音がする。
外すとしない。
本体からはゴロゴロ音。
ここまで証拠が揃えば、間違いないでしょうってことで、リビルト品に交換しましょう。
エアコンコンプレッサー交換
リビルト品です。
ちなみに外したコンプレッサーのプーリーを手で回しても特にゴロゴロ感はなく、現物点検では何ともない感じ。
結果として、お客様ご指摘のゴゴゴゴ音は無事に解消できました。
毎度毎度思いますが・・・・
車の修理は直るまでドキドキですよ、ホントに。
坪田自動車について
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