9月に入ってから、涼しくはなったんですが、雨が多くて仕事がしにくい日が続いています(;´∀`)
さて、今回のご用命はと・・・
とのご相談。
このC25セレナにお乗りのお客様は、2年程前からお付き合いをさせて頂いており、ベルトがそろそろ交換時期だというのは把握していました。
恐らくベルトからの音でしょう・・・走行距離からしてもテンショナー交換したほうが良いかも・・・と言うことでお預かりさせて頂く事に。
目次
ベルト劣化によるキュルキュル音
エンジンには、発電機やエアコンのコンプレッサーなどが取り付けられており、エンジンの動力を利用して、駆動させています。
エアコンを付けると燃費が悪くなるよってのは、エンジンからパワーを頂いてエアコンを使っているので、結果的により多くのガソリンを消費するからなんですね。
当然エンジンからパワーを貰うにあたって、動力を伝達させなければいけないわけなんですが、このセレナの場合・・・まあ、車のエンジンってほとんどそうなんですが、ゴムのベルトを介して動力を頂いております。
下側の大きな丸い部品がエンジン。他の丸い部分が水のポンプだったりするわけです。
エンジンが回るとベルトも回るので、その先に取り付けられているポンプ達も回るといった仕組みになっています。
このベルト、ゆるゆるだと上手くまわってくれないので、適度な力で張られています。ピーンっと。
少し前までの車は、整備士がボルトをネジネジ締めて回して、この張り具合を調整していたのですが、ここ最近の車は、バネや油圧の力で自動的に張ってくれるシステムが採用されています。
ベルトの取り付けにはちょっとしたコツがいるんですが、取り付け後の張り調整をしなくて良いので、楽な場合がほとんどですね。
そのせいか、最近の整備士は張り調整が必要な車両でも張り調整をしない人が増えているような気もします。気がするだけかもしれないけど。
当社に初めて入庫する車両のベルトがゆるゆるなのが、非常に多い・・・
張り調整って結構シビアで、強すぎてもダメージを与えてしまうし、緩いとすぐにキュルキュルとベルト鳴きが発生してしまう。
なんてブツブツ言いながら作業する仕事です笑
さて、このセレナの場合は、自動でベルトを張ってくれるオートテンショナーのシステムを採用しています。
そして、このセレナの走行距離は約18万キロ。
バネの力でベルトを張っているので、バネの力が弱まってくると、ベルトをしっかり張れなくなってしまいます。
流石に18万キロも頑張ったバネにこれ以上頑張ってもらうわけにはいかないので、今回ベルトと合わせて交換しましょう。
感覚としては、2回目のベルト交換ぐらいで交換してあげるとトラブルは少ないんじゃないかと思います。
テンショナーの交換
C25セレナの場合は、エンジンの位置を上げ下げしないとベルトテンショナーが外れなので、仕方なくエンジンマウントを外します。
極力無駄な作業はしたくないんですが、これは必要でした。
テンショナーが外れました。
無事に新品のテンショナーを取り付け完了です。
後は、新品のベルトを組んで音が解消されているかの確認!
アクセル踏み初めに『キュルッ』と出ていた音は無事に解消!
現在18万キロ・・・・このセレナは一体何万キロ頑張るんだろう・・・
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