今回は・・・
とのご用命です。
車種はホンダの JF1 N-BOX です。
大変人気の車種ですね。
中古車買おうとすると初期型でも結構高いです。
それでは、修理をしていきましょう!
エアコンリレー交換
エアコンを修理する際には、まずエアコンコンプレッサーがONしているかどうかが肝になります。
エアコンをONにして、エンジンルームから『カチッ』と音がすれば、マグネットクラッチが繋がっているので、最低限エアコンを作動させようとしている事がわかります。
もし、『カチッ』という音がしないのであれば、コンプレッサー制御系統・電源系統・コンプレッサー本体(マグネットクラッチ)の不具合が考えられます。
今回のN-BOXでは、コンプレッサーはONしていませんでした。
しかし、電動ファンは回転する、アイドルアップも行われることから、車両はエアコンをONにしようとしている事がわかります。
エアコンの作動条件は整っており、車両はエアコンをONにしようとしているが、肝心の作動部分であるエアコンコンプレッサーがONにならない状態ですね。
例えるなら・・・
子供に早くご飯を食べなさいと言ってもご飯を食べてくれない状態と同じです笑
我が家では毎朝聞こえる言葉です・・・
テレビに見入っちゃうんですよね笑
お子さんがいる家庭はどこもそうだと思いますが・・・
『指示する側が指示しているのに、指示される側が指示通りに動かない状況です』
さて、エアコンの話に戻ります。
指示を出してはいるが、指示を出される方が動かない状態なわけで、ここから先はコンプレッサー本体(マグネットクラッチ)、電源線、リレー、ユニット等が不具合として考えられます。
この場合全てをしらみつぶしに点検していては時間が足りないので、点検しやすい箇所からあたっていきます。
結果として、ユニットからの電源はリレーにかかっているが、リレーがONせず下流側に電圧をかけていない状態でした。
という事で、エアコンリレーの不具合となります。
整備士は配線図などを入手して、電圧の測定等を行って判断していきますが、簡易的な判断としてリレーをドライバーの柄などで軽くコンコンと叩くと、作動不良のリレーが一時的に回復する事があり、良否の目安にすることが出来ます。
ただ、仕事でそれをやってしまうと、非常にあやふやな判断方法になるので、目安にしかなりません。
もしかしたら、リレーボックスの接触不良かもしれないし、決定打にはならないんですが、ある程度の絞り込みには使えますね。
ちなみにホンダのエアコンリレーはなぜかよく壊れます。
既に数回交換した記憶がありますね。
リレーボックスはエアンジンルーム右側にあり、交換も簡単です。
リレー交換後はコンプレッサーのONは問題なく、エアコンの効きは良好となりました。
今回はリレーの交換により、比較的安価で修理が出来ましたが、修理の割合としては コンプレッサー>リレー の場合が多いですね。
コンプレッサー交換の場合の費用は、リレー交換の10倍近くかかる事もあるので、エアコン修理でリレーの場合は、修理しててホッとします笑
エアコンが効かない不具合一つでも修理内容は多岐に渡ります。しっかりと故障の原因を特定することが、無駄な修理費用をかけずに修理するコツですね。
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今回、本格的に暑くなる前に修理出来てよかったです!
しかも安く修理出来たので、私もお客様も満足です笑
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