今回は・・・
どのご相談。
症状としては、運転席のパワーウィンドウが動かなくなる時がある。との事。
パワーウィンドウは、車の便利装備。
商用車でもなければ、ここ最近の車には標準で付いている装備になります。
骨組みにモーターを取り付けて、電気を流すとモーターがガラスを上げ下げしてくれる仕組みになっています。
車に限らず・・・便利なものほど故障すると意外と高額な修理が待っていたりするもんで・・・
モーターか、スイッチか・・・ある程度古くなってくると故障しやすい箇所ではありますよね。
電話で相談を受けても流石に何が原因なのかは、わからないので、とりあえず診させてもらいます。
目次
パワーウィンドウ不調の原因
外したスイッチの写真になるんですが、運転席のスイッチが上がったまま元に戻りません。
通常であれば、上げたら戻りますよね。不調の原因はコレ。
これで、何でパワーウィンドウが動かなくなるのかって話なんですが
スイッチが上がったままだと、モーターに上昇方向への電気が流れ続けます。そのままではモーターが故障してしまう為、ある程度モーターが熱を持ったら、保護の為に作動を制限するんです。故障して動かなくなったわけではなく、『故障させないために、動かしていない』状態なんですね。
判断としては、スイッチが原因で引き起こされる挙動なので、スイッチを交換すれば修理出来るでしょうといったところです。
パワーウィンドウスイッチ交換
交換はいたって簡単。
この黒い網網の部品を外す。爪で止まっているだけなので、内張剥がしで隙間からチョイっとやると簡単に浮いてきます。
全般的に言える事ですが、無理やりはダメです。優しく優しく外しましょう。
お次はスイッチを外す。
こちらも爪でハマっているだけなので、同じく優しく外す。
裏側にビス2本で止まっているだけなので、付け替えれば交換完了です。
初期設定
メーカーや車種によっては、パワーウィンドウスイッチのコネクターを外すと、オート作動が効かなくなります。
一度、ガラスの動きを覚えさせる必要があるので、初期設定作業を行います。
一旦一番下にガラスを下げてから、スイッチを上側に上げて、ガラスが上がりきった後に5秒程上側に保持をします。これだけ。
問題なく、オートが復旧し、他のガラスの作動も問題が無ければ、今回の作業は完了です。
モーター交換などと比べれば比較的安価で修理が可能ですが、運転席のパワーウィンドウスイッチは、ただのスイッチではなく、コンピューターとしての役割を持っているので、他の場所のスイッチと比べると部品代が少し高いです。
今回15000円もせずに修理が出来たので、私もお客様も少しホッとしています。
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