今回は、車検整備と一緒にご用命頂いた作業の電装品取付編です。
お取り付けさせて頂くものは、ドライブレコーダーとスマホの動画をナビで視聴出来るようにする為のミラーリンクの配線です。
ドライブレコーダー コムテックZDR016
今回取り付けるドライブレコーダーは、コムテックZDR016となります。
スタンダードな前後タイプのドライブレコーダーとなります。
当社で前後タイプのドライブレコーダーの場合は、大体この部品を使用しますね。
取り付けの際や使用時に特に困る事はなく、安心して使用出来る機種だと思います。
今のところ、コムテック製品でお客様からトラブルのご連絡は1つもありません。
使って安心コムテック!
別に私はコムテックの回し者ではありませんよ笑
取り付け
今回電源はナビ裏から貰いました。
ACC電源のみで作動する機種なので、シガーソケットやヒューズボックスからでも問題はありません。
スマホミラーリンクの結線もあるので、ナビ裏から取れば一石二鳥だったのです。
電源を確保したら本体の取り付け位置を仮決めして、配線を引いていきます。
天張りの隙間に配線を差し込んで行きます。
配線だけだと、使用しているうちにはみ出て来る恐れがあるので、薄いスポンジを巻いてはみ出し対策をしています。
こーゆー作業って、地味に面倒ですよね笑
でも、後から配線がプラ〜ンってのはカッチョ悪いので、私は必ずやっています。
リヤカメラ用の配線をバックドアまで引いて行きます。
こちらも天張りの内側に入れて行きます。
このセレナは天張りの中スカスカです。
配線入れただけじゃ配線が動き放題で、走行中のカタカタ音の原因になる恐れがあるので、スポンジで天張りに貼り付けときます。
極力無駄な遊びは無くすようにしてます。
ここが最難関です。 ボディーとバックドアを繋ぐ配線のゴムカバーです。
このセレナはゴムカバーの中がかなり余裕があって、スルスルと入って行きましたが、キツくて全然通らない車もありますね。
ここさえ乗り切ってしまえば、後はドア内に配線通して、ガラスにカメラを貼り付けて完成です!
アイフォン ミラーリンク
という事で、アイフォンの動画をナビ・リヤモニターで視聴出来るように、ミラーリンクの結線を行います。
車のナビ!って考えると難しく感じてしまうお客様もいるんですが、ただのモニターとして考えてしまえばオッケーです。
モニターにスマホの動画を入力してあげる。
やる事はこれだけです。
こう書くとそんなに難しく感じませんよね。
車の場合は、家みたいにあちこちにコンセントがあるわけでは無いので、コンセントの代わりとなる電源を用意してあげないといけないのが、家とは違うくらいですかね。
電源はこれまたナビ裏から頂きます。
運転席前の小物入れを利用して、ミラーリンクシステムを構築して行こうと思います。
実は、この小物入れのフタね、外れるんですよ。実はって事のほどでもありませんが。
配線類を綺麗にまとめたり、隠したりしようとすると、パネルに穴を開けたり、加工する必要が時折あるんですよね。
簡単に取り外せないインパネとかにそのまま穴を開けてしまうと、車両を売却する時に影響が出てきてしまう!
極力外れる部品に加工すれば、売却時に安価で元に戻せるので、車自体の価値を下げないで取り付けが出来ます。
一通り配線を繋げて、小物入れにまとめると
無駄に長い配線達がちと邪魔なんですが、割とスッキリと収まったかなと思います。
フタ閉めちゃえば、元の状態と変わりませんね!
配線類を全てパネル裏に隠す事も可能です。
が、USB接続が主なので、後々接触不良や配線の交換・スマホ機種の変更の際に手を付けやすいように、配線類は簡単に見える小物入れに収めました。
これでスマホの画面をナビにリンクさせる事が出来るようになります。
これでお子さん大喜びだ!
作業していて楽しかったです、ご依頼ありがとうございましたー。
今回の作業 | 費用目安(税抜き) |
ドラレコ ZDR016 | 40000円~(工賃・部品込み) |
アイフォン ミラーリンク | 23000円~(工賃・部品込み) |
注意ポイント