とのお問い合わせを頂きました。
バッテリーの警告灯は、車の発電系統に不具合が発生している場合に点灯します。
発電警告灯やチャージランプと呼びます。
バッテリーの形をしている赤いマークですね。
発電されていない車は、ラジコンみたいに電池で走っていると同じなので、非常に危険ですので走行しないようにしましょう。
急にエンジンが止まってしまいます。
では、早速修理していきましょう。
目次
オルタネーター交換
お預かり時の電圧は無負荷状態で、14.0Vです。
これだけ見ると、異常な電圧には見えませんが、ライトやエアコンなど負荷を与えると、みるみるうちに電圧が下がっていきます。
この場合はオルタネーター本体以外にも不具合は考えられますので、診断は少し悩みますね。
電圧だけではなく、電流の測定や、コネクターの接触不良や配線の断線等も視野にいれて診断を行っていきます。
診断の結果としては、発電機内部の不具合と判断したので、発電機本体『オルタネーター』を交換していきます。
作業工程は非常に少ないホンダのエンジンですが、スペースは狭いです。
知恵の輪的にオルタネーターを車両から取り外します。
難易度はそんなに高くないです。
今回はリビルトオルタネーターを使用します。
思いのほか部品の金額は高めでした。
作業後の充電電圧の測定
オルタネーターを交換したら、発電量が正常化どうかを確認します。
写真を撮り忘れてしまいましたが、無負荷で14V前後
負荷をかけた状態でも大きく電圧が落ち込みませんので、正常です。
まとめ+費用目安
今回はステップワゴンの発電警告灯が点灯した車両のオルタネーター交換を行いました。
オルタネーターは消耗品です。
故障を防ぐには、あらかじめ交換、O/Hするなどが必要ですが、予防整備としてはめったに行いません。
長く車を使用する。と決めている方の車両では予防整備を行っていますが、10万キロそこそこで乗換える場合は、予防整備と考えると・・・う~んと少し考えてしまいますね。
予防するに越したことはありませんが、なんでもかんでも予防していたら、キリが無いですからね。。。
作業 | 費用目安(部品+工賃) |
発電不良診断 | 2000~3000円 |
リビルトオルタネーター交換 | 40000円~45000円 |
注意ポイント