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[車検整備]トヨタ タウンエースノア ブレーキホースがヒビ割れている

 

坪田自動車
こんちは!神奈川県寒川町にある坪田自動車です!

 

今回はトヨタ タウンエースノアの車検整備をご依頼頂きました。

 

昨年末にブレーキの引きずりを修理させて頂いたお客様になります。

 

修理で1回来てくれたお客様が、車検もご依頼してくれると、嬉しいです。ホントに。

 

あ、今回の車検はうちに頼んでくれるんだ!

 

って思います。

やる気でますね。

私の仕事のモチベーションの源です。

 

さて、そんなタウンエースノアですが年数は結構経っているので、あちこち消耗はしています。

調子は凄く良いいんですけどね。

今回追加整備で作業させて頂いたのは、ブレーキホースの交換です。

 

目次

 

追加整備 ブレーキホース交換

 

ブレーキホースとは

車のブレーキは油圧によって作動しています。

ゴムホースがオイルの通路になっています。

最近はあまり見なくなりましたが、古くなって来ると突然ホースがブチッといくので、要注意部品ですよ!

 

車の取り扱い説明書を見ると、推奨されている交換時期が書いてある車もあります。

取説上の推奨の交換時期は結構短めなんですよね。

 

実際は普通に使用していれば、10年ぐらいは問題なく使えてしまうケースがほとんどです。

もちろん定期的に点検したうえでの話です。

 

で、今回のタウンエースですが、車を見る限り20年以上交換されていない様子です。

 

ココに注意

ブレーキホースがどうなっているかというと

 

ゴムの根元にヒビが入っているのがわかりますか?

 

ここまで行くと要交換です。

というか、至急交換が必要ですね。

 

実際に、ブレーキホースが切れたことは体験したことはありませんが、以前の職場で車検を通しに行った工場長が、車検場のブレーキテスター上でホースがぶち切れたのを見たことがあります。

 

一体どんだけの力で踏んだんだとは思いますが・・・。

ちなみにリヤブレーキにもホースが付いています。

錆がヤバいですね。外れるかな・・・。

 

交換自体は大したことはありません。

割とすぐに終わります。

 

問題は、ブレーキホースを交換するような車両は、年数が経っているので錆びて外せない場合がある事と、ブレーキのエア抜き。

 

後はチキンハートの持ち主の私は、ホース交換後に繋ぎ目からブレーキオイルが滲んで来ないか心配になります。

あれだけ錆びてますからね。

 

 

錆も案外大したことなく、すんなりと終わりました。よかったです。

他には細かい部品ですが、懐かしのストッパーキャップなどを交換しました。

 

ナックルストッパーキャップ交換

 

ハンドルを切った時に、コツンと当たってくれます。

 

ハンドル切るのここまでだよボルトが付いているのです。

 

そのボルトの先端に、プラスチック製のキャップが付いていて衝撃を和らげてくれます。

 

ちなみにこの部品は、ここ最近の車にはほとんどと言っていいほど、ついてません。

構造が変わったんですね。

 

20年ぐらい前の車は割とついていて、ここのキャップが割れたり、外れたりしている状態でハンドル切って進もうとするとゴリゴリゴリッと大きな音がするんですよね。

お客さんみんなびっくりして工場に車持ってくるんですけど、整備士からすると、「あ~ストッパーキャップね、これ。はいはい。」って直ぐにわかるぐらいよくあった不具合。

 

キャップを外すと、こんなボルトの頭が出てきます。

 

キャップを新品にして、シャシグリスを塗ってあげてOKですね!

久しぶりに交換しました。

なんか懐かしくて、15年前ぐらいの修行中の気分に戻れました笑

 

 

補機ベルトの張り調整

 

点検すると、補機ベルトの張りが少し緩かったので張りを調整してあげます。

 

ここ最近の車は、バネや油圧で勝手に調整してくれるタイプのベルトがほとんどです。

張り調整不要的な。

 

それに慣れちゃってると、車検や点検の時に張り調整しない人多いんじゃないかな・・・と思うんですよね。

割とどの車も私が初めて触るときは大体緩い気がする。

 

まあ、車検やっていてベルトが緩いと、追加でひと手間かかることになるから、スルーしたい気持ちもわからないではない・・・。

でも、緩いとエンジンの音ですぐわかるんですよね。

なので、追加ひと手間を惜しまずに、張り調整していきます。

 

オルタネーターベルト!

アジャスターついてるし、ボルトもすぐ緩むラクチン!

 

 

ファンベルト!

こっちもアジャスターついてる。割とラクチン!

 

アジャスターって?

ベルトをピンと張る時に、アジャスターがついているとネジの力を利用して張ることができます。

アジャスターがついていないと、対象物をバールやマイナスドライバーで動かして張らないといけないので、スペースが狭いエンジンの時は少し大変です。

 

ベルトの張りが弱いと、キュルキュルとベルト鳴きが発生する事もあるので、定期的に張りの確認と調整が必要です。

 

といっても、最近の車は自動調整の車ばかりなんですけどね。

 

坪田自動車
車検のご依頼ありがとうございました!

 

今回の作業 費用目安(車検同時作業時)
ブレーキホース交換(1台分) 15000円~
ストッパーキャップ交換 720円
補機ベルト張り調整 点検基本料に含む

注意ポイント

金額は目安になります。実際のお客様への請求額ではありません。

 

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